ダイエットによいらしいけど、なにがよいの?
脂質だから太ったりしないのか心配。
MCTオイルをダイエットに使うならどんなメリット・デメリットがあるか知りたいな。
あとダイエットに失敗しないやり方が知りたい。
ということで悩んでいませんか。
この記事を読むと下記のことがわかります。
- MCTオイルとは何かがわかる
- MCTオイルをダイエットに使うメリットがわかる
- MCTオイルをダイエットに使うデメリットがわかる
- MCTオイルダイエットの使い方がわかる
- MCTオイルダイエットのやり方がわかる
ローファットダイエットをして半年間で-10kgのダイエットに成功ました。日々、MCTオイルやココナッツオイルを摂って2年以上リバウンドしていません。
一般人ですが、それなりに信憑性はあるかと。
ダイエットしたい。できれば楽に。。。と正直考えませんか?(まっきんは正直楽して痩せたいタイプです。仕事とか家事とか忙しいから)
痩せたいと思って情報を調べると、MCTオイルがダイエットに良いと聞くので試してみたくなるかと。
しかし、痩せるからと言って安易にMCTオイルを使うと返って太るリスクが高まります。
そこで、MCTオイルを使ってダイエットしているまっきんが、MCTオイルとは何か?どういうメリット・デメリットがあるかを解説します。
この記事を読むと「MCTオイルをダイエットに使うメリットやデメリット」がわかります。
MCTオイルダイエットを使って理想の体型に近づけます。
MCTオイルとは?
MCT(Medium Chain Triglyceride)オイルとは何か?特徴は下記のとおり。
一つずつ解説していきます。
中鎖脂肪酸が100%のオイル
一般的な油(サラダ油やごま油など)よりもエネルギー効率や分解が早いと言われています。
分子の長さが短いため。
脂肪酸の長さの違いは下記の通りです。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸と比べると代謝経路に違いがあり早く分解され、およそ4倍のスピードでエネルギーになります。
分解が早くエネルギーになりやすいことで様々な良い効果が期待できますよ。
参考:そもそも「MCT」ってなに?|MCTサロン
良い効果については次の章で解説していきますね。
体脂肪として蓄積されにくい
素早くエネルギーになるため。
効率よく分解されてエネルギーになるので、長鎖脂肪酸よりも体脂肪になりにくいです。
脂肪燃焼効果が期待できる
代謝が上がるため。
海外の研究でMCTオイルと長鎖脂肪酸を摂った群で、代謝に違いがでるか調査しました。
結果、MCTオイルを摂った群のほうが代謝(DIT)がアップしています。
代謝が上がると消費カロリーが増えるので脂肪燃焼効果が期待できますね。
食欲を抑えやすい
食欲を抑えるホルモンの分泌が期待できるため。
MCTオイルを使うと下記のホルモンが分泌されるという研究結果があります。
- ペプチドYY(PYY)
- レプチン
MCTオイルを摂ることで食欲の抑制に繋がっていると考えられます。
運動のパフォーマンスを上げる
脂質をエネルギーにしやすいため。
MCTオイルを摂った後に運動を行った実験をした結果、下記のようになりました。
- 息が上がらないくらいの運動では血中の乳酸濃度が低いままだった
- 息が上がる激しい運動では長く運動が続いた
MCTオイルを使うとダイエットのための運動がやりやすくなりますね。
健康維持にも向いている
医療現場でも使われている実績があるから。
食事でのエネルギー不足となる下記のかたがたにMCTオイルは活用されています。
食事を控えてエネルギーが不足する時は代用として使えますね。
MCTは50年以上も医療現場で使われてきた!|MCTサロン
認知症の予防効果も期待されている
ケトン体がブドウ糖に変わって脳にエネルギーを送るため。
アルツハイマー病の方は脳でブドウ糖の吸収が難しいという実験結果があります。
MCTオイルを使うと、ケトン体ができて脳にエネルギーを供給するのに役立つでしょう。
脳の栄養不足を助ける「MCT」|MCTサロン
MCTオイルをダイエットに使うメリット
MCTオイルをダイエットに使うメリットは下記のとおりです。
一つずつ解説しますね。
ダイエット効果アップを期待できる
体脂肪を減らす効果が期待できるから。
MCTオイルには下記のダイエットによい効果があります。
- 体脂肪として蓄積されにくい
- 脂肪燃焼効果が期待できる
- 食欲を抑えやすい
ダイエットにMCTオイルを使っていくと、痩せ効果が期待できますよ。
MCTオイルは便秘解消に効果的
便を出しやすくなるから。
MCTオイルを取ると腸内の水分量が多くなり便がでやすくなります。
摂りすぎると下痢になる恐れがあるので、適度に使うとよいでしょう。
運動の効果がアップ
持久力がアップするから。
MCTオイルを使うと脂質をエネルギーにしやすくなるので、長い時間運動してもへばりにくいです。
さらに脂肪燃焼効果を上げるなら、下記の運動をすると脂肪をエネルギーにしやすいですよ。
MCTオイルをダイエットに使うデメリット
MCTオイルをダイエットに使うデメリットは下記のとおりです。
順番に解説しますね。
すごい成分だと期待されすぎ
摂れば体にいいとこだけ切り出されて噂が広まっているから。
MCTオイルの効果を調べると下記のような表現を見ます。
絶対に効果がないとか、MCTオイルが悪いわけではないです。しかし、飲めば全てが解決するわけではありません。
体に良い効果を得るなら、他の食事から摂る栄養素なり、適度な運動する習慣なども大切です。
悪い効果があると情報が多い
体に悪いという噂ベースの情報が広まっているから。
MCTオイルを調べると下記のような悪い効果があると言われています。
絶対にMCTオイルに悪い効果がないとは言い切れないです。
しかし、どんな体によいと言われる食べ物でも食べ過ぎれば体に悪く、偏った食事をすれば栄養素が偏り健康被害がでます。
MCTオイルに悪い効果がある!ではなく、他の食事とかも含めてバランスを考えた方がよいでしょう。
お腹を壊すリスクがある
体の中の水分量が多くなりやすいため。
MCTオイルは腸内ですばやく吸収される分、腸内の水分量が多くなります。
通常時よりも水分が多くなると、腹痛だったり、下痢になる恐れがあります。
そのため、MCTオイルは一度に多く摂りすぎないようにしましょう。
値段が高め
脂質としては値段が高い部類に入るから。
スーパーで販売されている一般的な油と比較すると、下記の値段となります。
商品 | 値段 | 量 | 1gあたりの値段 |
サラダ油 | 400円 | 900g | 0.4円 |
ごま油 | 700円 | 600g | 1.1円 |
オリーブオイル | 540円 | 350g | 1.5円 |
アマニ油・えごま油 | 760円 | 145g | 5円 |
MCTオイル | 760円 | 85g | 8円 |
体に良いと言われているのは、他の油より材料費がかかるものがあるのかと。
値段が高いとMCTオイルを買うか悩むな
という方は、色々なメーカーのMCTオイルを探すのもよいでしょう。
MCTオイル専門店や他のメーカーがMCTオイルを出しています。
さすがにサラダ油と比較する高いですが、1gあたりの値段が4円前後のMCTオイルがありますよ。
MCTオイルが気になるかた向けにまっきんがまとめた「MCTオイルの選び方ガイドとおすすめ3選【ダイエットに失敗しない】」を見ていただくと、失敗しないMCTオイルを選ぶ方法がわかりますよ。
脂質なので太るリスクがある
カロリーが多いから。
エネルギーになりやすいとか、脂肪になりにくいとか言われています。しかし、摂りすぎたりPFCバランスが悪いと太ります。
MCTオイルを摂るから痩せる!ではなく、MCTオイルを摂りつつ他の食事も含めて栄養バランスをよくしましょう。
MCTオイルの使い方【注意点あり】
MCTオイルの使い方を紹介します。
参考にどうぞ。
MCTオイルのOKな使い方
下記のように料理にかけたり、飲み物に入れたりするのがおすすめです。
使い方 | 何に使うか |
飲み物に入れる | ・コーヒー・お茶・牛乳・プロテイン・スムージー |
料理にかける | ・味噌汁・サラダ・おかず(肉や魚) |
腹持ちがよくなったり、脂肪燃焼が期待できますよ。
MCTオイルは無味無臭なものが多いので、料理の味に影響をあたえにくいです。気軽に料理に使いやすいのが良いですね。
まっきんのおすすめとしてはMCTオイルをコーヒーに入れて飲むとよいですよ。ダイエットの効果が上がるから。
別記事ですが「ブラックコーヒーのダイエット効果が凄すぎる7つの理由【痩せた後にリバウンドしない方法あり】」にコーヒーのダイエット効果をまとめています。
MCTオイルは1日にどのくらい使えばよいの
使い方はなんとなくわかった。1回とか1日あたりの量はどのくらいなの?
MCTオイル製造メーカーでは1回あたり3g〜5gくらい、1日の使用量は多くても15gを推奨しています。
一度に多く摂りすぎると腹痛や下痢になるので気をつけましょう。
MCTオイルのNGな使い方
MCTオイルを使う場合、下記のように使わないでください。
使い方 | なぜダメか |
加熱調理に使う | 調理油より引火点(火が近づくと燃える)が低いため。 調理油は300度くらいで燃えるMCTオイルは140度くらいで煙が出てきて、それ以上熱を加えると燃える恐れがある。※チャーハンやお菓子の練り込みは可 |
脂質量が多いものに使う | 脂質を摂りすぎて太る恐れがあるから ※ダイエットの方針にもよる |
使い方をまちがえると大変なことになるので気をつけてください。
MCTオイルダイエットのやり方【組み合わせるのが大切】
MCTオイルダイエットのやり方はダイエットの王道と組み合わせるのがおすすめです。
ダイエットに成功しやすいから。
下記の2つの方針でダイエットすると、カロリーやPFCバランスなども管理するので痩せやすいですよ。
どのようにダイエットと組み合わせるのか解説しますね。
ローファットダイエットにMCTオイルを組み合わせる
ローファットダイエットは脂質を抑えるダイエットですが、カロリー収支を守りつつ脂質を摂れば痩せることができますよ。
脂質量は多くてもあなたが摂るカロリー収支内の3割以内にしてください。
ダイエットに大切な要素を大きく占めるものは下記のとおりです。
ローファットダイエットでも食事バランスを守りつつ、MCTオイルを摂ればダイエットできますよ。
脂質オーバーにならないか心配
MCTオイルを摂るとローファットダイエットの脂質オーバーになりがちです。
その場合は下記のようにすると、ローファットでも脂質過剰になりにくく、MCTオイルの効果を期待できますよ。
ローファットダイエットではどのタイミングで摂ればよいの
食事の時でもよいですが、おすすめは食後に飲み物と一緒に摂るとよいですよ。
ローファットで辛い腹減りが防止できるため。
ローファットダイエットは消化が良い糖質を多くとるので、お腹が減りやすいです。
MCTオイルは腹持ちがよくなるので、辛い腹減りが弱まりますよ。
ローファットダイエットにMCTオイルって意味あるの
ローファットダイエットにMCTオイルを使って、どういう効果があるか?
糖質制限じゃないと意味がないんじゃないの?
という方むけに別記事で「どうなる?ローファットダイエット中のMCTオイル【使うメリット・デメリットを解説】」解説しているので、合わせてご覧ください。
ローファットダイエットのやり方は
ローファットダイエットってどうやればよいの?って方向けに別記事で「ローファットダイエットのやり方を完全解説【職業SEが半年で-10kgした再現性の高い方法】」を解説しているので合わせてご覧ください。
糖質制限(ケトジェニックダイエット)にMCTオイルを組み合わせる
最大限、MCTオイルの効果をだせるから。
糖質を控えた状態でMCTオイルを使うと、ケトン体ができやすくなるので脂質を減らしやすくなりますよ。
ケトジェニックダイエットの詳しいやり方はですが下記の動画をご覧ください。
まっきんはケトジェニックをやったことがないです。知識ベースでなら話せますが、詳しいやり方はプロにお任せしております(他力本願)
まとめ:MCTオイルはダイエット効果などの体に良い効果が期待できるが摂りすぎ注意
MCTオイルはダイエットは下記の特徴があり、体に良い効果が期待できます。
- 中鎖脂肪酸が100%のオイル
- 体脂肪として蓄積されにくい
- 脂肪燃焼効果が期待できる
- 食欲を抑えやすい
- 運動のパフォーマンスを上げる
- 健康維持にも向いている
体に良いメリットはありますが、摂りすぎたりすると太ったり体に悪いとかのデメリットがあります。
使い方も普段の食事や飲み物に混ぜて使うと無理なくMCTオイルを利用できますよ。
加熱調理したり、脂質の摂取量が増えると太る恐れがあるので気をつけてください。
MCTオイルを使ったダイエットをするなら、脂質を控えるローファットダイエットか、糖質を控えるケトジェニックのどちらかをしてダイエットを進めていきましょう。
と悩んだままだと、一年後もMCTオイルを使ってダイエットするか悩んだままでしょう。
ダイエットは早く始めたほうが成功率が上がって、理想の体型に近づけますよ。
行動するのがダイエットには大切です。
MCTオイルを使ってダイエットを始めたい方むけに。ダイエットにおすすめなMCTオイルの選び方を別記事の「MCTオイルの選び方ガイドとおすすめ3選【ダイエットに失敗しない】」にまとめました。
MCTオイル選びの参考にご覧ください。
この記事がMCTオイルってなに?どうやってダイエットするか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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気になったらリットリンクから覗いてみてください。